咬まれるとヤバイ!危険生物図鑑

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世の中の中には、とても危険な生物がたくさんいます。触れるのはもちろんのことですが、咬みつかれたり、刺されたり、触るだけでも危ないものや、間違って食べて知らなかったり、感染して命の危険に合うこともあります。そこで今回は、世界にある危険生物の中で、咬まれるとヤバイ!危険な生物をご紹介させていただきます。

 

ファラオの墓の守り神「エジプトコブラ」

大きくてとても凶暴な「エジプトコブラ」は、アフリカの北部に生息しています。
大きさは全長1.5~3mもあります。危険を感じると頭のまわりにあるフードと呼ばれる部分を大きく広げて威嚇し、とても強い毒で噛みついた相手をマヒさせて心臓を止めてしまうほどです。毒の量も多く、死亡してしまう危険も大きいです。肉食で、とくにカエルやトカゲ、鳥までも食べてしまいます。

豆知識
普段は陸地でくらしているが、獲物を追って高い木に登ることもあるので要注意!

世界最強の毒をもつ「ナイリクタイパン」

ヘビの中でも一番強い毒をもっていると言われている「ナイリクパイタン」は、オーストラリアの内陸部に生息しています。
大きさは全長1.4~2.5mもあります。このナイリクパイタンは、性格はおとなしく、怒らせなければ攻撃はしてきません。ですが、このナイリクパイタンを怒らせた場合、たった一咬みされるだけで、ネズミは25万匹、人間は大人100人が死亡してしまうといわれています。毒の強さはインドコブラの50倍、ガラガラヘビの650~850倍もあります。人間の大人が咬まれた場合は45分程で死んでしまうといわれているが、幸い実際に咬まれて死んだ人はまだいません。

豆知識
昼間に活動するため、見つけやすいことも被害が少ない理由です。

高い死亡率「タイガースネーク」

死亡率が一番高いと言われている「タイガースネーク」は、オーストラリア全域に生息しています。
全長は、1~1.2mあります。生息地のオーストラリアでは、襲われたとき、もっとも死亡する確率が高いと恐れられていて、一咬みで大量の毒を注入してきます。神経をマヒさせるだけではなく、筋肉を壊し血液を固めて流れなくしてしまいます。人間が咬まれてしまうと2~3時間で40%以上の確立で死亡してしまうと言われています。

豆知識
こんな猛毒を持つタイガースネークですが、交通事故により数が減ってしまっていて、保護しなくてはいけないともされています。

最も人間の命を奪った「ブラックマンバ」

世界で最も多くの人間の命を奪ったとされる「ブラックマンバ」は、アフリカ東部から南部にかけて生息しています。大きさは、全長2.5~4.5mもあります。世界最大の毒ヘビのキングコブラと同じくらいの大きさですが、動きは非常に素早いです。最高時速は、短い距離では20㎞にも達し、人間が走って逃げたとしてもすぐに追いつかれてしまいます。咬まれると筋肉の動きがとまってしまい、息ができなくなって窒息死してしまします。

豆知識
ブラックマン場の名前は、口の中が真っ黒なことからつけられました

とても美しい「ブラジルサンゴヘビ」

ネックレスのように美しい「ブラジルサンゴヘビ」は、北アメリカ南部から南アメリカ北部に生息しています。体長は0.6~1.5メートル程の大きさです。名前のとおり、珊瑚のように鮮やかな体の色をしています。サンゴヘビ属の中でも、最も強力な毒をもっていて、咬まれると心臓マヒを起こす恐れがあります。夜に活動する夜行性で、昼間は岩や木の下などに隠れています。

豆知識
見た目はサンゴヘビにそっくりですが、無毒のサンゴヘビモドキもいます。

インド四大毒蛇のひとつ「ラッセルクサリヘビ」

細胞を壊しえて激痛を与える「ラッセルクサリヘビ」の生息地は、パキスタン、インド、スリランカ、東南アジアなどです。大きさは全長1.2~1.7mです。いろいろな作用があるとされている混合毒をもっていて、獲物を死に追いやります。咬まれると体の組織を壊して激しい痛みが襲い掛かってきます。その激痛は2~4週間も続き、命が助かったとしても手足の細胞が死んでしまい切断しなくてはならないこともあります。

豆知識
草原や海岸沿いの低地、丘などの涼しい場所を好みます。

川に巣くうモンスター「アメリカドクトカゲ」

しつこく何度も咬みついてくる「アメリカドクトカゲ」の生息地はアメリカ南西部、メキシコにいます。全長は60㎝ほどの大きさで、別名「ヒーラ・モンスター(ヒーラ川の怪物)」と呼ばれている巨大な毒トカゲです。鳥やネズミなどの獲物を襲う時は、毒が回るまで何回も咬み続けてきます。一生の95%以上を地下の巣穴で過ごし、その巨大な尾には脂肪が詰まっていて数カ月間食べなくても生きていけます。食事や日光浴の時だけ地上にでてくる毒トカゲです。

豆知識
トカゲは約3000種類いるが、毒を持つトカゲはアメリカドクトカゲとメキシコドクトカゲしかいない

日本代表の毒ヘビ「ニホンマムシ」

暗闇から狙い撃ちしてくる「ニホンマムシ」は、琉球諸島を除く日本全域で生息しています。大きさは、全長45~75㎝程で、全国の山や水田、川辺、田畑にいます。毒の強さはハブの5倍もあり、咬まれた部分は大きく腫れあがります。目の下には獲物の体温を感じ取るセンサーがあり、夜でも正確に獲物を仕留めることができます。

豆知識
皮や身は栄養が高いといわれ、漢方薬や酒の材料に使われているが、その科学的根拠は不明。

一瞬で敵を仕留める「ハブ」

ジャンプして咬みついてくる「ハブ」は、日本の中でも温暖な気候の奄美諸島と沖縄諸島に生息します。全長は1~2.2mの大きさですが、毒はニホンマムシよりも弱いです。獲物や敵を見つけると、体を大きくしならせて、ムチを打つように飛び掛かってきます。咬まれると痛みとともに全身が腫れ、死に至ることもあります。

豆知識
ネズミなどを追いかけて人家に入り込み、人を咬みつくこともあります。

 世界大きい毒グモ「ルブロンオオツチグモ」

子犬サイズの体の大きさの「ルブロンオオツチグモ」は南アメリカの北部に生息しています。大きさは写真を見てもわかるように体長9.5㎝で足を広げるとなんと28㎝程の大きい毒グモです。別名「バードイーター(鳥食いクモ)」と呼ばれ、最大で全長30㎝もの子犬のサイズで発見されたという報告もあります。性格は攻撃的で、咬まれるとスズメバチに刺されたような鋭い痛みを感じます。毒性は弱く咬まれても死に至ることはありません。ムカデやトカゲなどを食べる他、実際に鳥を食べたという目撃例もあります。

豆知識
ルブロンオオツチグモのような巨大なクモのことを「タランチュラ」と呼びます。イタリアの港町タラントが名前の由来とされています。食べると、スモークしたエビのような味がするといわれています。

バナナの中にひそむ「フォニュートリア・ドクシボグモ」

毒の強さはクモの中でも一番つよいといわれる「フォニュートリア・ドクシボグモ」は、中央アメリカから南アメリカ北部に生息しています。大きさは5センチ程しかないのですが、世界で一番危険な猛毒グモとしてギネスブックにも登録されています。咬まれると激しい痛みがあり、砂つぶ一つを167等分したくらいの量でもネズミを死に至らしめる強さの毒があります。バナナの中に隠れる習性があり、別名「バナナ・スパイダー」とも呼ばれています。

豆知識
イギリスのある家族がバナナを食べようと、近くのスーパーで買ってきたところ、白いカビのような物を発見した。しかし、よく見ると、それは何百匹ものフォニュートリア・ドクシボグモの子供だったという事例もありました。英名は「ブラジリアン・ワンダリング・スパイダー(ブラジルをさまようクモ)」とも呼ばれています。

全国各地で増殖している「セアカゴケグモ」

日本中をパニックにさせた「セアカゴケグモ」は、世界各地に生息しています。大きさは1㎝ほどの小ささで、日本では、1995年に大阪府に現れてから、各地へ繁殖してしまいました。学校の花壇や、公園、お寺、空港に至るまであらゆる場所で目撃されています。性格はおとなしく、咬まれても死に至ることはないのですが、赤く腫れる他に、頭痛や筋肉痛が数時間から数日続くこともあります。

豆知識
自動車や植木鉢の裏、庭に置いた靴の中にいることもあるので注意が必要です!

日本を代表する毒グモ「カバキコマチグモ」

日本の中で毒グモを代表する「カバキコマチグモ」は、琉球諸島を除く日本の全域に生息しています。大きさは、約1.2㎝ほどなのですが、最強の毒を持っています。咬まれると針でえぐられたような鋭い痛みがあり、大きくはれたり水膨れができたりすることもあります。6月になると子づくりのためにオスが活発になり、人家に入り込んでくることもあり、寝ている隙に刺されることもあります。

豆知識
子グモは、1回目の脱皮を終わると、全員で母グモを食べて成長します。

世界一巨大で凶暴なムカデ「ペルーオオムカデ」

コウモリやヘビまで食べてしまう「ペルーオオムカデ」は、南アメリカ北部に生息しています。大きさは体長20~40㎝もあり、世界最大の猛毒ムカデです。とても凶暴で触れた者には一瞬で咬みつくほどです。昆虫やトカゲの他に、サソリやコウモリ、小型のヘビまで襲うほど獰猛です。毒は、人間の大人が死んでしまうほどの量はありませんが、咬まれると激しく痛み、熱が出ます。ひどいときは、咬まれた部分の皮膚が剥がれ落ちてしまうこともあります。

豆知識
ムカデは「百足」と書きますが、すべてのムカデが100本も足があるわけではありません。オオムカデには42本の足しかありません。ただし最多の足の数があるジムカデは354本もの足があります。同じ多足類のヤスデには最多で750本の足をもつものもいます。

絶滅の危機で幻の「キューバソレノドン」

絶滅したと思われた幻の毒生物の「キューバソレノドン」は、その名の通りキューバに生息しています。体長は30㎝程で、7500万年前に現れた、生きた化石ともいわれています。一時は絶滅したとされていたのですが、1999年に再発見された珍獣で、カリブ海に浮かぶキューバ島の限られた場所にしかいません。ソレノドンという名前はギリシャ語で「みぞのある歯」と言う意味で、この歯を獲物の体に突き刺して毒入りの唾液を注入すると考えられています。咬まれた部分は赤く腫れあがり、するどく長い爪で地面を掘ったり、垂直な木にも登ることができます。

豆知識
哺乳類で毒を持つ生物は珍しく、キューバソレノドン以外には、カモノハシやスローロリスなどがいます。これらの動物は、古い時代からいる哺乳類で、大昔は、獲物を毒で弱らせて食べる哺乳類が今よりも多かったと考えられています。このキューバソレノドンは、ネコやマングースに狩られてしまい、現在はまた絶滅危惧種にされています。

可愛い顔のサイコキラー「ブラリナトガリネズミ」

獲物を生かしたまま喰い続ける獰猛な「ブラリナトガリネズミ」の生息地は北アメリカの東部です。大きさは体長7.5~10.5㎝ほどで、ハムスターのように小さくてかわいいです。ですが、マムシよりも強い毒をもっていて、ウサギなどの自分より大きな動物も襲います。その毒は動けなくするために使い、生きたまま食べる事で、大きな獲物でも肉を腐らせることなく食べきれるようにしています。賢くても残酷な方法を使います。

豆知識
最近の研究では、ブラリナトガリネズミやキューバソレノドンは超音波を発していることが発見されました。コウモリと同じように、超音波で進行方向を確認したり、獲物の位置を特定したりする他に、仲間との交信にも使っています。

とにかくド派手な「ヒョウモンダコ」

興奮すると肉食動物のヒョウのような模様がでることから名付けられた「ヒョウモンダコ」は、西太平洋からインド洋のあたたかい海に生息しています。大きさは全長12㎝ほどの大きさで海底に潜んでいます。フグと同じテトロドトキシンという猛毒を持っていて、体の中心にあるくちばしで咬まれると神経がマヒします。それに加え、震えたり、吐いたりする他に息ができなくなり死亡することもあります。このヒョウモンダコは4種類あり、種類によっては毒の強さに違いがあるといわれています。

豆知識
目の下にある「ひょっとこ口」のような筒状の部分は「ろうと」と言って水やフン、隅などを出すところです。本物の口は8本腕の根元にあり、中にはするどいくちばしがあります。ヒョウモンダコは、その内側から毒液を出して獲物に注入します。

海中にひそむ猛毒ヘビ「イボウミヘビ」

自由自在に海を泳ぐ「イボウミヘビ」は、インド洋からオーストラリアの海に生息しています。大きさは体長3.6mでニョロニョロと海中を泳ぎます。ウミヘビは、毒ヘビのコブラの仲間が進化して水中で生活できるようになったといわれています。なかでも、このイボウミヘビは毒性が非常に強く1匹で53人を殺せるといわれる毒量をもつと言われています。このイボウミヘビに咬まれると神経がマヒし、呼吸や心臓の動きが止まってしまいます。

豆知識
ウミヘビの肺は、陸のヘビよりも大きいです。一度にたくさんの酸素を蓄えて海を優雅に泳ぎます。

犬のようなキバがある「オウゴンニジギンポ」

魚なのにキバがある「オウゴンニジギンポ」は、日本の琉球諸島近海と西大西洋に生息しています。大きさは全長7㎝ほどの大きさです。魚の中で唯一毒牙を持っているギンポの仲間で、下あごに2本鋭く尖った犬歯があります。毒性は弱いのですが、素手で捕まえると咬まれて出血することもあります。他の魚に食べられても、体内から咬みつくのですぐに吐き出され、自分の身を守るものにも使っているとされています。

豆知識
ギンポ類の卵を食べると、中毒になることがあるので注意が必要です。

 

 

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Posted by neko