「謎に満ちた猫の体の不思議」~目・耳・鼻の不思議~

猫のこと, 猫の体の不思議

猫ちゃんの体は、人間と違って不思議な所がたくさんあります。産まれたばかりの子猫は100g程で手に乗る大きさしかないのですが、生後6か月もすれば大人の猫ちゃんと変わらない程の大きさまで成長します。そこで、今回は猫の体について「謎に満ちた猫の体の不思議」~目・耳・鼻の不思議~についてご紹介させていただきます。

猫の目の不思議

暗闇の部屋の中の猫ちゃんの目は、黒目が大きくなってとても可愛らしいですよね。猫は基本的には夜行性で、暗い場所での暮らしに最適の機能性を備えているのです。特に「ネコ目」と言われる特徴的な目は、人間の3倍まで瞳孔が大きくなります。明るい場所では目に入る光を少なくするために瞳孔が小さくなり、逆に暗い場所では光の感度を高めるために瞳孔が大きくなるのです。光の感度については、人間の6倍以上もあり、その優れた動体視力と広い視野も兼ね備えているので、獲物を捕まえるのも上手なのです。

全てがゆっくり見えている?

優れた動体視力を持っていても、静態視力に関しては残念で、止まっているものには反応しないこともあります。その動体視力の高さからか、テレビはコマ送りのように見えているという説もあります。

視力は低く、色も見えにくい

猫ちゃんの視力は0.2~0.3程しかないと言われています。遠くの物も見るのは苦手なため、広い視野と光の感度の高さで視力の悪さを補てんしているのです。色の見え方については、青色や黄色は認識できるのですが、赤色だけは認識できなくて、黒っぽい物に見えるようです。

暗闇でギラギラと輝く目

猫ちゃんの目には「タぺタム」という反射層があります。このタぺタムを効率よく使い、光を集めています。暗い場所でもぶつからずに移動できるのも、このタぺタムのおかげです。夜に猫の目がギラギラと光って見えるのは、このタぺタムに光が反射して光ってみえるのです。

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猫ちゃんの瞳孔の大きさは、恐怖を感じたときは小さくなり、興奮すると大きくなる等、感情によっても変化します

とても耳の良い猫ちゃん

猫ちゃんの耳はとても聞こえがいいです。暗闇でも獲物の動きがわかるように、人間の8倍、犬の2倍もの聴覚なのです。耳の先端に「房毛」というフワフワした毛が固まって生えていますが、これは風の向きを感じたり音波をキャッチするために生えているのですが、成長するにつれ、徐々に短くなっていきます。

飼い主さんの帰りを先取り

飼い主さんが仕事や買い物で帰ってきた時に、猫ちゃんが玄関で出迎えてくれた経験をしたことがないですか?それは、聴覚のよい猫ちゃんは、飼い主の車の音や足音を聞きつけ、玄関に先回りをしているということなんです。

猫は幽霊が見えるの?

猫ちゃんが聞こえる範囲は、数値に変えても60~6万5,000Hzといわれています。たまに何もない所を猫ちゃんが「じーっ」っと見つめていることがありませんか?よく「ネコは幽霊が見えるんだよ」といわれていますが、人間には聞き取れない虫の音や小動物の足音が聞こえていて、そこを見つめているだけなんですよ。

猫ちゃんは女好き

男性陣の中では、猫ちゃんが自分には懐いてくれないと思ったことはないでしょうか?猫ちゃんは女性の高音域の声の聞き取りがとても得意で、そこ声を出す女性に懐きやすいともいわれています。男性の声は約500Hzに対し、女性は約1,000Hzあります。蚊が出す音波のモスキート音は約1万5,000Hzあるので、何も所を猫ちゃんが見つめているときは、もしかしたら蚊が飛んでいるかもしれないですね。

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猫の耳は、音がする方向や距離を測るために左右それぞれ180°回転することができるんです

自分の安全も鼻で守る!

耳の次に発達しているとされている猫ちゃんの嗅覚ですが、特に優れているのは嗅ぎ分ける力です。自分の縄張りに他の猫ちゃんや敵が入ってきてないか、食べても安全なものかどうかと、匂いを嗅ぎ分けることで判断しています。イヌの場合は、匂いを嗅ぐときに「クンクン」と鼻腔を広げて空気を大きく吸い込みますが、猫ちゃんの場合は、鼻腔が小さい分空気を大きく吸い込むことがでません。なので、猫ちゃんは自分の鼻に嗅ぎたい物をくっつよるように近くに寄り匂いを嗅いでいます。

人間以上イヌ未満の猫の嗅覚

動物の嗅覚を決定づけるのは、鼻の粘膜にある「嗅覚受容体」という細胞の数により差が出てきます。この嗅覚受容体は、人間には1千万個、猫ちゃんには6千万個、警察犬として訓練されているジャーマンシェパードは2億個もあります。

寝ている時に鼻が乾くのは何故?

健康な猫ちゃんの鼻はいつも湿っています。それは匂い分子は適度に湿ったものにくっつきやすいからです。ですが、リラックスしていたり、眠くなっている時や寝ている時は匂いを嗅ぎ、身の安全を守らなくても良い状態なので鼻が乾くのです。鼻が乾いていたら安心しているという証拠ですね ※具合が悪かったり、ケガをしたときは違います

猫に鼻毛あるの?

猫に鼻毛があるという話は聞いたことがありませんよね。鼻毛はホコリが鼻の奥へ入り込まないようにするフィルター的なものですが、猫ちゃんに無い理由は不明なのです。まだまだ猫ちゃんには不思議がおおいですね。

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猫ちゃんの鼻が湿っているのは温度差や風向きを感知すると言われています。機能性の塊なのにとってもかわいいのにズルいニャン

猫ちゃんの体には不思議がいっぱい

毎日一緒にて、飼い主さん達を癒してくれる猫ちゃん。時にはダメ!と怒っても言うことを聞いてくれなかったり、かと思えばゴロゴロと喉を鳴らしてスリスリしてきてくれたり、自分勝手な行動がなんとも素敵な猫ちゃん。ですが、ふと思った時の猫ちゃん「なんで?」を目と耳と鼻にわけてご紹介させていただきました。よろしかったら参考にしてみてください。

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Posted by neko