あなたの猫ちゃんは大丈夫?猫の健康チェック方法

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可愛い家族の一員の猫ちゃんですが、ある日突然グッタリしてしまったとなると心配で仕方ありません。飼い主の責任として、毎日の猫ちゃんの健康はきめ細かにチェックしてあげないといけません。今回は、猫ちゃんの体の各部位ごとに健康をチェックする方法をご紹介させていただきたいと思います。

症状から見た健康チェック方法

猫ちゃんは、病気にかかってから症状が発症します。これは病名ではなく症状なのです。例えば「貧血」は症状ですが、その原因の病気はたくさんあります。症状の中には動物病院へすぐに連れて行かないといけない場合もあります。見た目、とても元気な猫ちゃんでも抱っこしてみると異常が発見できる場合もあります。猫ちゃんの病気も人間と同じように、早期発見・早期治療が原則です。飼い主さんの膝に抱っこしてあげ、優しく撫でることで、猫は気持ちを落ち着かせることができます。それと同時に皮膚が刺激され内臓の働きを活発にする効果もあります。飼い主さんとの絆を大きく深めることは、猫の健康の第一歩になります。

毛並みと皮膚のチェック

猫の毛並みはセルフグルーミングで、いつも綺麗な状態に保たれています。少しでも乱れがあるようでしたら、少し細かく様子を見るようにしましょう。オス猫の場合、尾の付根が油っぽくなっている場合は綺麗にしてあげましょう。腹部に連続した「しこり」があり、触ると痛がるようであれば、黄色脂肪症の疑いがあります。乳がんも同じ場所にできますが、硬いしこりで痛がりません。猫の化膿は、硬い、または柔らかいしこりで、傷は見えないところにあることが多いです。

耳のチェック

耳に引っ掻き傷があるようであれば、外耳に病気があることがあります。耳垢があれば外耳炎の疑いになります。白い猫は特に耳の以上に注意しましょう。

目のチェック

瞬膜が出ていると、栄養や神経の異常の疑いがあります。涙や目やには呼吸器系の伝染病に多く見られます。同行は明るい所では、左右同じように細くなります。

鼻のチェック

猫の鼻は、起きている時は湿っています。呼吸器系の伝染病では鼻水がでます。悪化すると慢性蓄膿症となってしまい、膿性の鼻水をまき散らすことになります。

口のチェック

よだれや口臭は、伝染病による口内炎で、普通に見られる症状です。口の中を見ると、歯のつけ根や舌が赤くなっていたり、ただれたり、ひどい時は潰瘍(かいよう)がみられる場合があります。慢性だと歯石があります。また、腎不全の場合でも同じような症状が出ることがあります。

胸のチェック

呼吸が浅く早いと、胸全体の病気や肺炎、気管支炎、膿胸横隔膜破裂、伝染性腹膜炎、心不全が疑われます。

首のチェック

首から頭にかけて、けんかによる傷や疥癬(かいせん)によるかさぶたがみられます。口内炎や首から上に傷があると、顎の下のリンパが腫れることがあります。

腹のチェック

腹部が少しずつ膨らんできたときは、腹水(伝染性腹膜炎が多い)、子宮蓄膿症、腫瘍が疑われます。急に膨らんできた時は、ガスまたは膀胱炎で緊急事態になります。

四肢

外見上異常がなくても、よく触ると傷跡や小さなしもりに触れることがあります。触ってみて痛がれば炎症しています。傷みが無い場合は腫瘍の疑いがあります。全体の歩行での異常では、神経系の病気や中毒、ビタミンB1欠乏症などの栄養障害も考えられます。

こんな症状はすぐ病院へ!

猫が病気の症状が現れているのかは、日頃の健康な状態をよく観察しておくことが重要です。いつもと違う症状がある場合は、すぐに、またはその日の内に動物病院へ連れて行きましょう。

●こんな時はすぐに病院へ
症状 チェックポイント
呼吸が苦しい
  • 息をするときに変な音がする 
  • 息が止まっている 
  • 舌が紫色

血が出ている 

血便・血尿がある

  • 尿、便、嘔吐物に多量の血が混ざっている 
  • 出血部位は不明だがシーツなどに血がついている 
    ※傷などで出血部位がわかっている場合は、ガーゼやタオルで圧迫して病院へ
分娩できない
  • 胎児の顔や足が途中までしか出ない 
  • 陣痛はあるが1時間経っても胎児が出ない 
  • 最後の出産があってから2~3時間経っても次が出ない
いつもトイレにいる
  • 動作だけで尿や便が出ない 
    ※オスの場合はすぐ病院へ

痛み(異常な声で鳴く、横になって体を曲げる)

  • 連続して激しく鳴き続ける

体のバランスがとれない 

意識がない

  • ふるえる、よろける、痙攣する 
  • 昏睡する 
  • 首を傾ける 
  • 意識がなく横たわっている 
  • 急に目が見えなくなる 
  • 見えないものに噛みつく 
  • 性格が急に変わった
激しいかゆみ
  • しきりに引っ掻く、噛む、なめる 
  • 皮膚が赤くむけて出血している
穴のあいている傷 ※体のどの部位でも。特に胸や腹は至急
中毒
  • 中毒物質を食べたり触れたら至急 
    ※容器を持参する。商品名や化学物質名、成分名を知らせる
見た目にひどい症状があらわれている
  • 眼球がソケットのように突き出ている 
  • 皮膚が切れて骨がみえている 他 
    ※出血のあるなしにかかわらず

●その日のうちに病院へ
症状 チェックポイント
呼吸が苦しい
  • さほど苦しくないが息を十分に吸えない 
  • 水を飲んだり、食事はできる 
    ※咳のあるなしにかかわらず
嘔吐や下痢
  • 少量の血液が線状に混ざる 
    ※血液がたまっていたり、血餅、痛み、異常な内容物がある場合は至急病院へ
歩き方がおかしい
  • 急におかしな歩き方をするようになった 
    ※特に原因がはっきりしない場合
何かを飲み込んだ ※何かを飲み込んだのではと疑われる場合でも早めに病院へ
かゆみ
  • 引っ掻く、噛む、なめる、こする 
    ※治療が遅れると悪化し、治癒に時間がかかる
変な臭い
  • いつもとは異なった臭いがする 
    ※体のどの部位でも(発生場所がわからなくても)
火傷・凍傷
  • 熱、科学的、またはどんな場合でも 
  • 寒冷にさらされた 
    ※広範囲の場合は至急病院へ
  • 耳を切った、爪を折った、出血の無い裂傷、原因のはっきりしない腫れ 
    ※救急疾患でなくても治療の遅れは傷を悪化させる
交配ミス
  • 妊娠を望まないのに交尾をした 
    ※たとえ現場を見ていなくても早めに病院へ

●一晩様子を見ても危険がない
症状 チェックポイント
嘔吐や下痢
  • 1日1~3回くらいで続かない 
  • 血液、異物、痛みなどがみられない
かゆみ
  • 軽く続くことがない 
  • 皮膚に傷や出血がみられない 
  • 外部寄生虫はいない
足や手を引きずる
  • わずかで続かない 
  • 痛みがない 
  • 歩き方はおかしくない
多飲・多尿 ※血液が混じる、痛みがある、りきみ、不快感、いつもとは違う尿をするといったときは病院へ
食欲がない
  • 1回の食事をしなかった 
  • ほかの病気の兆候はない 
    ※ほかの人が食べ物を与えなかったか確認する

まとめ

「あなたの猫ちゃんは大丈夫?猫の健康チェック方法」いかがでしょうか。日頃元気な猫ちゃんが、急に体調が悪くなってしまい飼い主の責任として慌ててしまうこともあります。すぐに動物病院へ連れて行った方がいい場合や、一日様子を見る等、心配なことがあったら動物病院へ連絡して獣医師の指示を仰いでください。また、日常の猫ちゃんの様子を観察することも大切です。

 

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Posted by neko