ネコの鳴き方でネコの気持ちを理解しよう

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ネコちゃんが、飼い主さんに何かを訴えているように鳴いてきますが、「なに?」「どーしたの?」と思うことも多いですよね。ネコの鳴き声の変化によっても、ネコが何を訴えているのか変わってきます。そこで、今回はネコの鳴き方でネコの気持ちを理解する方法をご紹介させていただきます。

ネコが「ニャォ」って鳴くのはどんなとき?

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ネコ心は「ねえ~ねえ~」

ネコの鳴き声の中で、一番ポピュラーな鳴き方です。猫が飼い主さんに甘えていたり、何かをおねだりしている時に鳴く鳴き声です。尻尾を立てて飼い主さんに近づきながら「ニャォ」と鳴いてくるのは、飼い主さんを母猫と思い甘えている気分のときです。

「ニャォ」と鳴くのは、もともと子猫が母猫に何かを訴えるときの鳴き方です。ですが、飼いネコの場合は成猫になっても子猫気分で飼い主さんに甘えて、いろいろな要求をしてきます。その要求は「ご飯が食べたい~」「遊んで~」等です、状況に応じてネコの気持ちを汲み取ってあげましょう。

 

ドアを開けてもらいたいとき

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「ドア開けてくださいニャ」「外に出たい~」

ドアの前で「ニャォ」と鳴くのは、「ここを開けて~」とお願いしているサインです。家の中なら良いのですが、窓の前や玄関ドアの前で鳴くのは「外に出たい」という合図です。ですが、家の外は危険がいっぱいなので、そこは聞こえないふりをしてあげるのが飼い主さんの優しさですね。

ご飯が欲しいとき

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「ご飯ちょうだい」「おなか減った~」

キャットフードを入れているケースや戸棚の前や、お皿の前で「ニャォ」と鳴くのは、言うまでもなく「ご飯食べたいよ!早くちょうだい!」と催促している合図です。ついついお腹減ったの?とあげたくなってしまいますが、食事を与える時間以外にこの要求を聞き入れてしまうと、「鳴けば食べられる」と覚えてしまい、一日に何度も呼び続けるワガママな猫になってしまうので注意しましょう。

猫が「ニャッ」と短く鳴くとき

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ネコ心は「やあ!」

軽い調子で「ニャッ」と鳴くのは「あ、どうも」「やあ!」といった感じの気軽な猫語の挨拶です、この挨拶は、人間と暮らしていく中で生まれた猫の言葉なのです。もともと猫はにおいを嗅ぎ合うことでお互いの情報交換をして、姿勢や表情で気持ちを表現してきました。ですが、人間とコミュニケーションを取るためには鳴き声の方が伝わりやすと学んだのです。

また、飼い主が話しかけたときに「ニャッ」と鳴くのは「うんうん」と相づちや返事をしているのです。人間の語りかける時の「~でね?」とごびが上がる口調に反応して、思わず声が出てしまうという説もあります。

 

 

窓の外を見て「カカカカ」って鳴く

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ネコ心は「捕まえたい~!」

窓の外を見ていて、突然「カカカカ」と、のどの奥からかすれたような声を出すことがあります。これは外にいる鳥や虫を見つけたときに「捕まえたいのに捕まえられない!」という葛藤から出てしまう声だと言われています。

狩りをするのがネコの本能です。飼い猫がネズミを捕まえた経験がなくても、獲物となる動物を見つけると「捕まえたい!」という野生のスイッチが入ってしまうのです。このサインが見られるときは、獲物に心を奪われている状態なので、飼い主さんが呼んでも反応しなくなるネコも多いようで、気を紛らわせるためにグルーミングを始めることもあります。

 

「ゴロゴロ」とのどを鳴らす

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ネコ心は「きもちいい~」

ネコが「ゴロゴロ」と喉を鳴らしているのは満足しているとき、何かを要求しているとき、不安を感じているときの3種類があります。例えば飼い主さんに撫でられて喉を「ゴロゴロ」と慣らすのは気持ちいいときのサインで、母乳を与えられた子猫が「満足したよ~」と母猫に伝えるものと同じサインです。

ちなみに、この「ゴロゴロ」はネコによって音の大小に差があり、ほとんど聞こえないネコもいれば、「グルルル」「フルルル」と鳴いている程大きく聞こえるネコも居ます。

かまって~というときも

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「遊んで~」「ご飯たべたい~」

遊んでもらいたいときや何かを要求するときは、満足したときの「ゴロゴロ」よりも大きく、さらに注意を向けてほしいという気持ちから「ニャォ」の鳴き声もプラスされることもあります。そんなときは、かなりの甘えたい気分です。無視していると飛び掛かってきて「ゴロゴロ」いうときもあります。

落ち着きたいとき

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「頑張れ自分」「落ち着こう」

病気で具合悪いときや、苦手な爪切りをされているときなどに聞こえる「ゴロゴロ」は、自分の不安や緊張を和らげるものとされています。自分を励まそうとしているのかもしれません。この場合の「ゴロゴロ」は、普段より声色が低く、弱弱しいトーンです。この「ゴロゴロ」の場合は、体調のチェックをしてみてください。

「シャー!」と鳴くとき

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ネコ心「こっちに来るな!」

ネコは単独行動で、縄張り意識が高い動物です。自分の縄張りに侵入してきたネコや、不用意に近づいてきたネコに「シャー!」っと鳴くことがあります。これは相手を遠ざけようと威嚇して怒っているサインです。牙をむき出し、毛を逆立てて体を大きく見せながら「シャーシャー」と何度も鋭い声を出します。

本能的に威嚇をしている時に出る声で、産まれて間もない子猫でもこの声を出します。飼い主さんに対して「シャー!」と鳴くときは、とてもピリピリとしているのでしばらくはそっとして、ネコが落ち着くまで待ちましょう。

 

「ミャーオー」「ウー」とうなる時

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ネコ心「やる気か!」「こら!」

「シャー!」と威嚇しても相手がひるむことなく、引かなかった場合は戦闘態勢に入ります。「ミャーオ―」「ウー」と、のどの奥から絞り出すようなうなる声を出し、にらみ合いながら相手を威嚇しているときは、相手をけん制しながら力量をはかっている状態です。

ネコはもともと無益な争いは好まない動物なので、喧嘩の前に長いにらみ合いを続けます。そこで、お互いの力を見極め一方が負けを認めてうずくまるか立ち去るかで決着します。どちらも引き下がらなかった場合は必殺ネコパンチやネコキックがさく裂します。

「ギャー」って叫ぶ時

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ネコ心「やめてちょーだい!」

喧嘩をしている最中に噛みつかれたり、傷を負ったときに「ギャー」と鋭い声をあげます。また、じゃれあっている子猫からもこの声で鳴くこともあります。喧嘩ごっこをしていて、加減がわからずについつい本気になって噛みついてしまった子猫に、噛まれた子猫の方は「痛いよ!」と鳴き声で伝えます。鳴かれた方は「そんなに痛かった?」と驚き、噛むことをやめます。

例えば、水が嫌いなネコがお風呂に入れられそうになったときに「ギャー」と叫ぶことがります。「やめてください!」と訴えればやめてもらえるという法則が本能き刻み込まれているから「ギャーギャー」と叫んでいるのです。

声を出さないで鳴いているとき

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ネコ心「おかあさーん」「ママー」

鳴いているように口を動かしているけど、声が出ていないときはありませんか。それはサイレントニャーと言われ、産まれて間もない子猫によく見られます。実はこれは無音というのではなく、人間には聞こえない高周波の鳴き声をあげているのです。

子猫は母猫からはぐれてしまったり、自分に危険が迫ると、周囲にはわからない超高周波の鳴き声で母猫に自分の状況をしらせます。

これは子猫にとっての非常ベルで、飼い主に対してこの鳴き方をする場合は、飼い主を母猫のように慕い、頼りに思っている証拠なので、思う存分甘えさせてあげましょう。

「ナ~オ」と大きな声で鳴くとき

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ネコ心「恋してしまいました」

ネコは、年に数回の発情期があります。特に激しいのは1月から3月です。その頃によく「ナ~オ!ナ~オ!」とひときわ大きな声で異性のネコへアピールするために鳴きます。まずは、メスがオスを誘うために鳴き始め、オスがその声を真似して鳴き出し、自分の強さをアピールします。

ネコ同士は鳴き声からオスかメスかがわかります。メスの声に惹かれて何匹ものオスが集まり、メスをめぐって喧嘩が始まることもあります。また、発情期に入ると、性ホルモンの分泌が盛んになることで、声がしゃがれ、普段と違う声で鳴くこともありますが、発情期が過ぎればもとにもどります。

「チッ」「ンギャッ!」と鳴くとき

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ネコ心「よっしゃー!」

獲物を狙っているときや、おもちゃで遊んでいてこれから飛び掛かろうとするときに「チッ」と鼻を鳴らすことがあります。また、舌打ちのように「ペッ」とつばを吐く音にも聞こえるのは、獲物に対する興奮がついつい口から洩れてしまったものです。人間でいえば「よし!いくぞー!」と気合を入れているような感じでしょうか。

「ンギャッ」と短い声を上げることもありますが、これはもっと興奮している状態です。獲物を探し歩いてやっと見つけたときや、隠されたおもちゃを発見したときなどに「やっと見つけたぞ!」という喜びもともなって発せられる声です。

寝ながら鳴くとき

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ネコ心「ネコも寝言を言うんだにゃ」

ネコも人間と一緒で、レム睡眠の時には夢を見るといわれています。レム睡眠とは、体は休んでいても脳が起きている状態の事で、浅い眠りの事です。ネコは成猫なら1日に14時間も眠りますが、その内の12時間はレム睡眠なのです。

レム睡眠中は、ヒゲやまぶたがピクピクと動き、体がビクッっと震えたりします。そしてたまに「ウニャウニャ」とつぶやいたり、大きな声で鳴いたりうなったりするのが寝言です。モグモグと口が動いていたり、前足で獲物を捕まえようとするしぐさをしながら寝言を言うこともあります。そんな様子を見ているのも飼い主さんの特権で、心が癒されますよね。

 

声を出しながらご飯を食べるとき

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ネコ心「う!うまい!おいしい~」

大好きなご飯を食べているときやお腹が空いている時に夢中でご飯を食べているときに「ウニャウニャ」といった声で鳴くことがあります。これは、母乳を飲んでいた頃に満足していることを母猫に伝えた名残だと考えられます。母猫と離れ、単独で暮らすようになれば鳴く必要はないのですが、つい「おいしい!」「うまい!」とつぶやいてしまうのです。

元野良猫で、他のネコと食べ物を取り合った経験のあるネコは、「これは誰にもあげない!」と威嚇するような声を出しながら食べることもあります。この場合は、成長と共に鳴くことは減りまが習性として続きます。

飼い主さんは、「美味しいんだね」と喜んで食べてくれるネコを見て愛おしく思えますね。

人間の言葉をしゃべっているように聞こえるとき

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ネコ心「こうやって鳴くといいことがあるんだよね」

ネコ科の動物のなかで、家ネコだけが鳴き声でコミュニケーションを特別に発達させることができました。飼い主に要求を伝えるためには、どんな風に鳴けば効果的なのかを暮らしの中で学んでいるんです。

人間の言葉に聞こえる鳴き方をするネコが「ごはーん」と鳴いたように聞こえるのは、たまたまそう聞こえる鳴き方をしたときに飼い主が喜んで、ご飯をくれたから。それが習慣化したとされます。ねこが人間の言葉に聞こえる鳴き方をしたときに「すごい!うちの子天才!」とほめてあげれば、より人間の言葉をしゃべるようになるかもしれませんね。

ほとんど鳴かないとき

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ネコ心「それは落ち着きがあるっていうことなんですよ」

品種によって、あまり鳴かない猫がいます。ペルシャやロシンアンブルーなどはあまり鳴かない品種と言われています。ですが、品種に関係なく鳴かないネコは以外に多いようです。猫は、子猫のときが一番よく鳴きます。母猫に面倒を見てもらわないと生きていけないので「お腹空いた!」「こっちに来て!」と、さまざまな要求を鳴き声で伝えます。

よく鳴く子は、子猫気分が強いネコで、あまり鳴かない子は精神的に自立したおとな気分のネコだと考えられます。鳴かないネコは、かまって欲しいときはじっと飼い主さんを見つめたり、鳴くこととは別のコミュニケーションをとってきます。

まとめ

「ネコの鳴き方でネコの気持ちを理解しよう」いかがでしたか。ネコの鳴き方にもたくさんの種類があります。人間のように会話や伝えたいことがわからないだけに、一緒に生活をしていて、少しでもネコちゃんが何を伝えたいのかと、参考にしてみてはいかがでしょうか。

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Posted by neko