ネコとスキンシップを取りながらお手入れするノウハウ

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飼い主さんが猫のお手入れをするのは、スキンシップ効果の他に病気の予防や早期発見にも役立ちます。基本的には綺麗好きなネコは自分のカラダのお手入れはできますが、どうしても届かない場所もあります。そこで今回は、ネコとスキンシップを取りながらお手入れするノウハウをご紹介させていただきます。

至福のブラッシング

定期的なブラッシングは、ネコのお手入れの基本中の基本です。抜け毛や汚れを取り除き、病気の原因となる毛玉を防ぐことと一緒に、マッサージの効果もあります。血流が良くなることで健康促進にも役立ちます。そして、ブラッシングにはスキンシップを取る側面もあります。

長毛種は毎日、短毛種でも週に1度はブラッシングタイムを作り、母猫が舌で子猫の毛づくろいをするように毛並みに沿って丁寧にブラッシングをしてあげましょう。体に触れることで皮膚病などの早期発見にもつながります。

毛づくろいだけじゃ足りない

ネコは暇さえあれば、自分の体の毛づくろいをしています。ですが、それだけでは抜け毛を十分除去しきれていません。自分では届かない場所もあり、特に長毛種は春と秋の毛の生え変わり時期には、抜け毛も驚くほど多く、毛づくろいでネコの胃の中に毛が溜まってしまい吐き出して廊下や家具を汚してしまうこともあります。

毛の長さにあった道具選び

ネコの毛の長さに合わせて最適な道具も変わってきます。

短毛種ならばラバーブラシがおすすめです。ラバーブラシは短い毛も絡め取ってくれるので、毛の巻き上げが少なく後片付けも簡単です。また、先のとがり気味の物が多く、マッサージ効果もあります。

 

長毛種にはスリッカーブラシやコームがオススメです。スリッカーブラシは昔からあるブラシで、針金のような細い針のようなものがあります。長い毛をうまく絡め取り、短いブラッシングの時間で、多くの毛を取り除くことができます。ラバータイプのスリッカーブラシもあるので、ネコの好みに合わせたブラシを探してあげましょう。

 

こまめなブラッシングは健康の秘訣

抜け毛の毛玉を上手に出せるネコもいれば、苦手な猫もいます。胃に毛が溜まりすぎてしまうと体調不良の原因にもなります。もし、吐き出すことができない場合、または吐き出したものの中に毛が見当たらない場合は特に念入りなブラッシングが必要です。

ですが、あまりに嫌がるようならストレスの原因となってしまうので、回数を多く少しずつ慣らしていくようにしましょう。

月1回のシャンプーがベスト

基本的にネコはシャンプーは必要ないといわれています。ですが、特に長毛種のネコの場合は毛づくろいが全身届くことができません。少なくても月に1回のシャンプーがベストです。

そもそも、ネコの祖先のリビアヤマネコは、砂漠に生息していたためか、多くのネコは体が濡れるのを嫌います。猫が嫌がらずにシャンプーするためには、子猫の頃から慣らしておくことが大切です。

素早く洗って、素早く乾かすことを厳守して、必ず猫用のシャンプーを使い清潔を保ってあげましょう。

シャンプーの時に気をつけること

①窓やドアはしっかり閉めておくこと
慣れないネコはパニック状態になって大暴れすることもあります。何かの拍子でドアが開いてしまわないようにしっかりと閉めておきましょう。あればドアにカギをかけておきましょう。

②適温で気持ちよく
ネコは人よりも平熱が高いです。飼い主さんにちょうど良い温度が、ネコにとってはちょっとぬるめの気持ち良い温度です。

③ネコ用シャンプーを使う
ネコは皮膚が敏感で、人間とはpHも違います。飼い主さんのシャンプーでは体に負担がかかってしまうので、ネコ専用のシャンプーを使いましょう

④ネコのコンディション
ネコの体調は悪くないか、熱はないか、ネコと飼い主さん共に爪は伸びていないかを事前に確認しておきましょう。ネコの爪が伸びていると、飼い主さんも傷だらけになってしまいます。

濡れるとぺったんこ

長毛種のネコは普段、実際よりも毛の為に、モフモフして大きく見えています。濡らした時に毛がぺったんこになりますが、それがネコの本来の体の大きさになります。そこで本来の愛ネコのカラダのサイズがわかります。

短毛種は毛づくろいと、飼い主さんの普段のブラッシングで清潔さを維持できます、体の汚れや臭いが気にならない限りは、無理にシャンプーの必要はありません。

 毎日の歯磨きを日課へ

ネコは臼歯、犬歯、切歯の3種類で30本の永久歯があります。虫歯になることはないのですが、歯周病は増えています。大きな硬い肉や骨を噛むことで自然に歯磨き効果を得ている野生のネコと違い、フード育ちの飼いネコは歯垢が溜まりやすいです。老ネコの間では特に歯磨きが重要とされています。いきなり歯ブラシで磨くのは難しいので、湿らせたガーゼで服用にしましょう。歯磨き用のウェットシート等も活用しながら、最低でも3日に1度は大変でも歯磨きをしてあげましょう。

無理やりしないで、やさしく丁寧に

ネコにとってはストレスになってしまうケアの一つです。少しずつ慣れるようにしてあげましょう。歯ブラシはネコ用の歯ブラシがベストですが、人間の赤ちゃん用の歯ブラシでも代用できます。ネコは口をゆすがないので、歯磨き粉を使う場合は飲み込んでも害のないネコ専用のものを用意してあげてください。

犬歯と臼歯を念入りに

ネコを後ろから抱きかかえるようにして、少し上を向かせて口を開けます。奥歯の切歯から少しずつ奥にすすめて磨きます。一番汚れがたまりやすいのは上の臼歯です。抵抗されることにめげずにしっかりと磨きましょう。立派な牙の犬歯もよく磨いてあげましょう。

パニックになった場合は、ネコに噛まれないように、歯磨き中は気を抜かないようにしてください。顔や体を撫でてあげて、リラックスさせた状態からスタートしてください。

爪切りのコツ

鋭く尖った爪は、飼い主さんを傷つけるだけではなく、家具もボロボロにしてしまいます。しかし爪切りを嫌がって暴れたり、逃げ出す猫もいます。この難関を乗り越えるためのコツは、日向ぼっこやうたた寝をしている隙を狙うことです。猫がボンヤリとしているうちに手早く爪を切ってしまいましょう。嫌がるときは無理強いはせず、後回しにしましょう。

伸びすぎは面倒

引っ掻かれてケガをしたり、家具やカーテンを傷つけるだけではなく、伸びた爪があっちこっちに引っかかってしまい、ネコも困ることになります。特に、老ネコの場合は伸びすぎた爪が、自分の肉球に刺さってしまうこともあるので注意してあげましょう。

深爪だけはNG!

爪を光にすかつと赤い筋がはっきりと見えます。それは爪の中にある血管です。その血管を傷つけると出血してしまい、そこまでは神経が通っているので痛みも感じます。ギリギリを切るのではなく、余裕をもって先の方だけを切るようにしてあげましょう。

飼い主さんが怖がっていると猫にも伝わってしまいます。一度に全部切ることは考えず、手際よく素早くを心掛けましょう。

マッサージでリラックス効果

スキンシップにもなるマッサージは、撫でられたり、ブラッシングされるネコにとっては至福のひと時です。肩こりとは無縁のようなネコですが、よく動かす首回りや背中などは以外とこっています。優しくもみほぐしてあげましょう。

ネコのマッサージは決まった手順はありません。気持ちよさそうにするツボをさがしたり、力加減も、ネコがうっとりと目を閉じていたらうまうできている証拠です。

まとめ

「ネコとスキンシップを取りながらお手入れするノウハウ」いかがでしたか。ネコもできる事とできない事がありますよね。飼い主さんが愛情をこめてお手入れしてくれるのは、ネコにとっても長生きや健康管理に役立つことです。色々と忙しくても合間を見て、猫ちゃんのお手入れをする際の参考にしてみてはいかがでしょうか。

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Posted by neko