「農家が教える!」トマトの栽培方法と育て方のコツ

農家が教える!野菜の栽培方法

暖かくなるにつれ、徐々に農作業が増えてくる管理人のnekoです

トマトは夏野菜の王様ですね。自分で作ったトマトの美味しさは格別です。そこで今回はトマトの栽培方法と育て方のコツを家庭菜園でも応用できるように、農家目線でご紹介させていただきます。

今回は野菜作りの中で一番の定番であるトマトの栽培方法をご紹介させていただきます 🙂

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トマトの栽培はハウス栽培や雨よけ栽培等コストがかかるイメージですが、路地でも簡単に栽培できる野菜の一つです

生育条件

生育温度:25~30℃ 日当たりが良く、通気性、排水性の良い、有機質に富んだ土壌が適しています。 連作障害が出やすいので、ナスやジャガイモを栽培した後の畑には向いていません

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ナスやジャガイモに付く害虫もトマトについてしまうので近くで栽培するのもNG!

品種選び

トマトの品種はとても多く200種類以上あると言われています。真っ赤に熟しても柔らかくなりにくい麗夏シリーズや、昔ながらの味の桃太郎シリーズ。最近流行のイタリア系のトマト等お好みの品種を選びましょう。

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珍しい品種は苗では販売していないので、種を購入して苗作りをしますが、初心者や家庭菜園の方はホームセンター等で販売している苗がオススメです

畑の準備

植え付けをする2週間前に石灰と堆肥を散布します。脂粕や米ヌカ等の有機質を入れる場合も2週間前に施しておきます。 有機質が直接トマトの根に当たると肥料焼けを起こしてしまうのを防ぐためです。また、石灰はカルシウムが不足すると尻ぐされ病というトマトの実が黒くなる病気を防ぎます。 1週間前にトマト専用肥料等の化成肥料を施します。

畝間は1m20㎝、株間は45㎝~50㎝が理想的です。 畝を立てたらマルチを張り、地温を高めておきましょう。

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肥料を散布した後は、深耕施肥で深く深く耕しましょう。トマトの根は3mも伸び、肥料切れを防ぎます。マルチを張ったら支柱を立ててしまっても大丈夫です。その方が後の管理が楽になります

苗の準備

自分で苗を育てる場合、2月頃から種まきをします。トマトの場合、「苗半作」といい苗が上手にできるとトマト作りは半分成功したと言われます。 ・タッパー等にキッチンペーパーを濡らし、そこにトマトの種をくっつかないように置きます。 ・タッパーをポリ袋に入れ空気を入れて口元を輪ゴム等で縛り日当たりの良い温かい所に置きます。 ・根が出てきてから培養土を入れたプラグトレイに仮植します。 ・双葉が揃ったらポットに植替え、暖かい所で育てます。

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苗作りは本当に難しいです。絶対寒さに当てないようにしましょう!

植え付け

トマトの苗に花が1つ咲いてから定植をします トマトの花を同じ向きで植え付けると同じ方向に実を付けるので収穫が楽になります。

植え穴は苗の入っているポットより一回り大きく掘ります。 そこに、アブラムシ対策でアドマイヤー粒剤やオルトランを一つまみ入れ、土と良く混ぜ合わせます。

苗は土とほぼ水平になるように植えつけます。 露地栽培の場合は風にあおられないように、支柱を立ててなかったら仮支柱をたてましょう

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苗を定植後は水をたっぷり3日間程あげます。葉に水が付くようになってきたら水やりを控えます。支柱の立て方はお好みですが、トマトが大きくなって倒れないように、しっかりとした支柱を立ててくださいね

芽かき

定植後、脇芽がでてきたら都度芽かきをしましょう。

脇芽を放置するとジャングルになり、トマトの実に栄養がいかなくなってしまう他、風通しが悪くなり病気が発生する原因にもなります。

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トマトの栽培には1本仕立てと2本仕立てがあり、2本仕立ての場合は株間を広く取り、1本目の脇芽は伸ばして生育する栽培方法もあります。苗代を安くしたい方にオススメですよ

追肥・管理

トマトの花が咲き始めたらトマトトーンを200倍に薄め花に散布します 4日に1回散布するようにすると同じ花に2回かけることが防げます。

一番果がピンポン玉ぐらいになってきたら、第3花が咲き始めますが、その頃に追肥を始めます 液肥を希釈通りに薄めたっぷりと株元にあげます。葉面散布の方法もありますのでやりやすい方法で追肥します。

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肥料はなるべく薄くこまめにすることをオススメします。トマトの樹が太くなりすぎると樹ボケと言って実の付が悪くなってしまいます。

水やりは、露地栽培では、よほど乾燥していないかぎり気にしなくても良いかもしれません。 雨よけ栽培等では3日~4日に一回、一株当たり2ℓを目安に冠水します。 トマトは水が少ないと甘くなるが実は小さくなり、水が多いと甘みは少ないが実は大きくなります。

neko
樹で真っ赤になるまで完熟させてあげると、甘さも旨さも段違いです。出荷していた時はほんのりピンクで収穫しても、赤くなりすぎと怒られました

収穫

花が咲いてから100日で収穫できると言われています。真っ赤に完熟してから収穫するのがベストです

露地栽培等でカラスや害獣の被害がある場合は少し早めに収穫して、常温に置いておくと自然と赤くなってきます。

neko
丹精込めて作ったトマトが完成間近に獣や鳥に食べられた時のショックは大きいですよね(経験者)少し早めに収穫しても十分美味しいので、鳥害・獣害対策をするより、早めの収穫をオススメします

保存

収穫後は、早めに食べるのが一番美味しいです。まだ真っ赤になっていない場合は常温で2~3日保存できます。冷蔵庫に入れて冷やすと、甘みが少なく感じてしまうので、収穫後は常温で早めに食べる事をオススメします

neko
沢山収穫できた時は、トマトソースやケチャップを作って保存すると便利ですね

まだまだ勉強不足ですが経験してきた体験談と一緒にトマトの栽培方法です 参考にしていただけましたら幸いです