「農家が教える!」サツマイモの栽培方法と育て方のコツ

暖かくなるにつれ、徐々に農作業が増えてくる管理人のnekoです

秋の味覚の代表的な野菜の一つのサツマイモ。甘くてホクホクして、そのまま焼いたり蒸したり、またスイーツにしたりと用途はたくさんある野菜です。そこで今回はサツマイモの栽培方法と育て方のコツを家庭菜園でも応用できるように、農家目線でご紹介させていただきます。

甘くてしっとり。長期貯蔵できるサツマイモの栽培方法をご紹介させていただきます 🙂

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サツマイモの栽培はとっても簡単です。収穫するときは子供と一緒に掘れる楽しさもあります。たくさん獲れても長期保存できるので初心者におすすめです

生育条件

生育温度:18℃以上で遅霜の心配がなくなってから。 日当たりが良く、通気性、排水性の良い、有機質に富んだ土壌が適しています。

 

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サツマイモは寒さに弱いので遅霜の心配がなくなる5月下旬から6月上旬に植えます。

品種選び

 最近は、サツマイモの品種はとっても種類豊富です。よく調理する目的に合わせてサツマイモの種類を選んでもいいですね。

紅あずま

関東を中心に流通している品種で、東日本でサツマイモといえばコレのこと。名前の通り皮は濃い赤褐色で、繊維質が少ないのが特徴。粉質で焼き芋にすると自然なホクホクした食感になり、他料理にも金時同様オールマイティに使えます。また、育てやすいのも特徴です。

 

安納芋


言わずと知れた、さつまいもの常識を変えた「とにかく甘〜いさつまいも」代表格。特徴は、従来のさつまいもとは違い水分が多くねっとりとした食感と、身の中に蜜がたっぷり詰まった甘さはまるでスイーツのよう。ベストの調理法はその甘さを最大限に生かす、焼き芋。また、収穫してから3週間〜1ヶ月寝かせると糖度が上がるため、収穫直後よりも熟成させることをおすすめします。

 

シルクスイート

ここ最近登場した品種で絹のような「とにかくなめらか」な食感が特徴。濃厚な甘みですがわりかしスッキリとした味わいで後味が残らない上品な舌触りです。安納芋に続くブレイクがさつまいも業界(?)で最も期待されているニューカマーです。貯蔵することで本当の甘みを発揮するため、2ヶ月程度貯蔵することをおすすめします。スーパーでもあまり出回ってないので、今までにない感動モノの食感を味わいたい方にオススメです。

紅はるか


「はるか」に甘いをコンセプトに作られた、ここ最近登場した新しめの品種でよく安納芋と比較されます。甘さは安納芋に負けないくらい甘いのですが、安納芋のねっとりとした食感に比べ従来のホクホクした食感を残しているという点が最大の違い。そのため後味がスッキリとしており強い甘みながらも上品な味わい。繊維質がは多め。貯蔵することでさらに甘みが強くなるので、本当の紅はるかを味わいたい方は2ヶ月程度貯蔵することをおすすめします。
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家の畑では紅はるかと安納芋だけ栽培していますよ。美味しさは安納芋が抜群です。栽培が簡単なのは紅はるかですね

畑の準備

 

サツマイモは、窒素成分が多いとツルボケといって、サツマイモがまったく育ちません。ですので、肥料成分がない畑の方がいいイモが育ちます。畑に窒素の成分が入ってて心配な場合は、畝に稲ワラと米ぬかを入れてあげます。そうすることで、稲ワラが分解されるときに窒素分が必要になり無駄な窒素を吸収してくれます。

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サツマイモは深く横に広がって生育していきます。なるべく土を深く耕して柔らかくしておきましょう。

苗の準備

自分でサツマイモの苗を育てるのは大変です。できれば種苗店やインターネットショッピングで手に入れた方が確実です。

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苗は少し高いですが、買った方が確実です。

植え付け

 

植える準備は、畝間を80㎝、高さ30㎝で畝を立て、雑草予防と水分の蒸発を防ぐためにマルチを張ります。サツマイモの苗は株間は30㎝で植えつけていきます。手に入れた苗は、購入後すぐに植えつけるのではなく、バケツに水を入れ温かい場所に置き、根が少し出てから植えつけてあげましょう。

竹の棒や、支柱の折れてしまったようなものでかまわないので斜め45度に棒を6㎝から7㎝ほど刺し、その穴へ素早くサツマイモの苗を差し込み、軽く押さえてあべます。このとき、風に振られるのを和らげるための少し土を多めに盛っておきましょう。

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苗の植え方は、真っ直ぐ刺したり、真横に寝かせたりと色々あるので、どれがいい方法か試してみるのもいいですね。家は斜め植えだけです(笑)

つる返し

 

つる返しは、周りに伸びてしまったつるをひっくり返すことです。そのままにしておくと、つるから根が張り、つるばかりが成長し、肝心のサツマイモに栄養が行かなくなってしまうのです。この作業は、つるが伸びすぎてきて通路の邪魔だなって思ったタイミングで大丈夫だと思います(笑)

この作業をしておけば、あとは収穫時期を迎えるまではほったらかしです。

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つる返しは、いつやれという事はないのですが、確実に行った方がいい作業です

収穫

 

サツマイモの収穫するのは、霜が降りる前に収穫をしましょう。サツマイモの湿気を取るために、晴れた日の午前中に「つる」を鎌などで切っておきます。根本の土を手で堀りサツマイモの位置を確認します。そして、サツマイモを傷つけないようにスコップなどで掘り起こしてから収穫します。サツマイモを並べて午後いっぱい乾燥させてから保存します。

サツマイモは追熟といって、収穫してから1週間から2週間程風通しのよい日陰に干して置かないと、全く甘くなりません。逆に、長く置いておくほどデンプン質が糖質に変わり、まるでお砂糖をかけているのかと思うほど甘くなります。

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サツマイモの保存を発泡スチロールなどでする場合は、サツマイモは呼吸しているのでもみ殻なども入れて保存し、必ず密閉しないでくださいね。密閉すると、せっかくのサツマイモが痛んでしまいます

まだまだ勉強不足ですが経験してきた体験談と一緒にサツマイモの栽培方法です 参考にしていただけましたら幸いです

Posted by neko